近年、業務委託サロンと派遣と掛け持ちで働くスタッフが増加している傾向にあります。
私なりの分析ですが組織に所属する事より縛られずに働いていきたいとの需要からこのよう変化が起きているのだと感じております。どういった働き方が正しいかはその本人の判断によるものなので一概に何が正しいかは判断できません。
採用に困らない時代ではあれば、スタッフのマネジメントなど必要なく自分のやり方に
そぐわなければ辞めてもよいという状況でした。しかしサロンワークは複数人がいて
売り上げが上っていく仕組みです。現状働いているスタッフを歩みより力を合わせる事が
できるかできないかで結果は大きく変わります。
サロンを経営している方もしくは管理者に経験を通じてお伝えできる事は、
働き方が多様化している状況では人材のマネジメントは最も重要な事です。
その為には、「組織の方針」・「評価基準」・「ルール」この3つが明確である事が大切だと仕事を通じて感じております。一つずつ解説して参ります。
◆組織の方針
トップの考えかたを共有できる事が大切です。
ビジョンに対して賛同を得る事またそれに足して実行している事が実感できているかどうかです。正解はなく、かなり具体化するには指南な事ですが定期的にこれを見つめなおして
みてはと思います。
◆評価基準
明確に書面で記載してあるものが良です。
その他役職手当、担当する項目があればこちらも書面にしていきましょう。
スタッフは会社に言いにくいだけで実はこの基準を気にしている方が多いように思われます。スタッフの定着が良いサロン程この基準は明確であります。
評価基準も定期的に見直し改善があれば変更も宜しいかと思います。
◆ルール
社内ルールは以外に存在しないところが多いです。スタッフに理解をしてもらうにはルールを最初に設けてしまった方が、話が早い場合があります。スポーツでもあるように問題やトラブルがあった際はルールを設けジャッジが必要です。もちろんこちらも定期的に見直しを改善していく必要がございます。
現代ではいかに組織として上手く機能させていくかがサロンの繁栄を大きく左右させます。
そのためスタッフと知恵をだしながら共存してく必要があります。これが組織である強みです。社内制度+アイディアこれが循環していくことで組織は向上していくのだと考えます。且つそういう組織はとても求職者から見ても1番の魅力であり現在のこの業界で最も今求められている要素と感じております。