2013年~2015年に面談させて頂いた美容師様のお話しを参考にお伝え致します。
ここでは美容師(求職者の視点)でお話しさせて頂きます。
転職の踏み切る理由として一番多くあげられる理由を年代別にまとめてみました。
■20代前半~20代半ば
主にアシスタントの転職理由であげられる1番多くの回答はキャリアアップを目的とし転職される事情が1番多い印象です。情報収集は主にインターネット(HP・求人情報サイト・SNS)です。ここでキャリアアップができる環境が大前提で総合的に面接を受けてみたいと思うサロンを探しています。ここでいう総合的なものの優先順位をまとめます。
1位:キャリアアップできる環境
2位:エリア(自分の住んでいる自宅から近い都心部)
3位:お店の内外装
4位:そこで働くスタッフさんの雰囲気
■20代半ば~30代前半
この年代層で一番多く伺う意見は入客チャンスがあるかどうかです。現在美容室が飽和している状況で少しでもチャンスがある環境へと移る傾向があります。情報収集は主にインターネットですがHP他ホットペッパーをチェックするとよく耳にします。集客サイトでは検索順位などをチェックしお店がどれだけ集客に力を入れているか参考にしています。
1位:入客チャンスがある環境
2位:エリア(自分の住んでいる自宅から近い都心部)
3位:お店の内外装
4位:そこで働くスタッフさんの雰囲気
■30代前半~40代前半
この年代層で多く伺う意見は安定感です。年代を考えるとあたり前なのかもしれませんが圧倒的に多くこの安定というワードを耳にします。ここで言う安定とは給与&福利厚生をさします。情報収集は主にインターネット・紹介などです。
1位:給与・福利厚生
2位:エリア(自分の住んでいる自宅から近い場所)
3位:サロン規模
4位:そこで働くスタッフさんの雰囲気
■40代前半~50代前半
こちらの年代にて希望順位で出る人気条件は働きやすさです。
様々なサロンで転職経験を持つこの年代層だからこそこちらにこだわりを持つと考えます。
1位:働きやすさ
2位:給与・福利厚生
3位:エリア(自分の住んでいる自宅から近い場所)
私の経験からこのように年代層によってサロンを就職する際の希望条件の優先順位は大きくことなっていきます。美容師さまで就職活動をする際は自分が就職活動する際はご自身が希望するものが何かをまとめたうえで情報を集め行動する事をお勧め致します。
求人を考えているオーナ―様は、求人広告はどの年代層をターゲットにして広告内容つくるかご参考にして下さい。スタッフ一人採用するために本当に厳しい時代です。
求めるターゲット層に向けての求人広告のブランディングにお役に立てればです。