美容師独立

美容師独立

独立を将来考えている美容師さんに向けて発信致します。独立する事は成功すればリターンが大きくまた自分自身が理想とするサロンづくりをするうえでの決定権を得る事ができます。今までのキャリアを世の中で挑戦する機会でもありますね。今までの私の体験を踏まえてお話致します。ご参考にして下さいませ。(順番をつけて話を進めます。)

 

  • 出店エリアを決めましょう。(顧客のターゲット層/エリアの商圏分析)
  • 出店エリアを設定しましたら概算の費用を見積ましょう。(出店資金)
  • 見積りが出た後、資金調達をして下さい。(借入等)

 

※ここまでの注意点は出店エリアの家賃をよく考えて出店エリアを決めて下さい。家賃が高すぎて撤退するという話はよく耳にします。現在では路面よりインターネットで集客する為、空中階(2階以上)で出店するサロンが増えている傾向です。なぜなら家賃が安いからです。地域の特性を理解した場所で出店しましょう。

 

またランニングコストは必ず用意するようにして下さい。

黒字化するまでは侮れません。それまでの運用資金を用意しましょう。

金融機関からの借り入れは自己資本の倍額を借り入れられる事が一般的です。

※あくまで目安です。

 

  • ブランディングを考えましょう。(コンセプト/PRしたいもの)HPの作成
  • オープンニングに対しての求人
  • オープニングに対してプロモーション(チラシ・ネット広告)

 

まずお客様に対して何をPRしていきたいのかを追求して下さい。現在多数美容室が存在する中での差別化は必須です。何気ない事でも差別化に時として繋がります。それを明確にする打ち出す事が重要と考えます。またブランディングは求職者に対しても効果的です。同じ考え方をもったスタッフを採用する事はサロンにとって大きな成功する為の要因でもあります。オープンのチラシ・インターネットの広告は文字を多くせずシンプルなものにし、何をオープニングキャンペーンの特典にするか決めていきましょう。極力周辺のサロンが打ち出していないものを特典とするのが効果的と考えます。

またネット広告⇒HP⇒来店するという動きが近年の新規顧客の動向といわれています。

このクオリティーでの価格提示が来店動機の訴求に繋がる事でしょう。

≪モデルケース≫

20坪 セット面6 シャンプー台2

トータル金額1500万~1700万(概算)

 

内訳(概算)

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内装工事費用・・・・・・・・・・・500万(内装工事費/設計費・水道工事・空調 等)

物件取得費・・・・・・・・・・・・300万(資金・保証金 等)

美容器具・・・・・・・・・・・・・180万(シャンプ台・椅子・デジタルパーマ 等)

材料/施術道具等 ・・・・・・・・・70万 (カラー材・ドライヤー・クロス関係 等)

備品・・・・・・・・・・・・・・・50万  (PC・机・雑貨 等)

広告費内・・・・・・・・・・・・・100万 (チラシ・ネットサイト・求人)

 

イニシャルコスト合計・・・・・・・概算1200万

※お店をつくる前にかかる資金

 

ランニングコスト・・・・・・・・・概算200万~300万(人件費・家賃・光熱費)

※軌道にのるまでの資金

 

 

20坪のサロンをつくるには概算でありますが上記の費用が必要になります。

トータルで1500万~1700万は準備して進めましょう。

もちろん削れるところはカットしていきましょう。

※イニシャルコストは工夫によってはかなり削れる可能性もあります。

 

例として内容は一部自分で行う。空調はついている物件を狙う

(これだけで70万は違います。)

 

美容器具はこだわりがないものは中古がお勧めです。

綺麗で一度メンテナンスされています。

ランニングコストは特に変動があるものだと考えて下さい。

なぜなら新規のお店の場合お客様の

来店人数が予測が立ちません。ここを少なく見積もって出店しキャッシュがなくなります。

軌道にのるまでの資金(最低でも3ヶ月分)はみておきましょう。

 

 

□開業後の経費内訳 概算

 

人件費(法定福利・交通費含む)・・・45%

家賃・・・・・・・・・・・・・・・10%

材料費・・・・・・・・・・・・・・10%

光熱費・・・・・・・・・・・・・・ 5%

広告費・・・・・・・・・・・・・・10%

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営業利益・・・・・・・・・・・・・20%

 

売上に対しての割合で算出しています。適正な数字が維持できれば必ず利益が出る事が経営です。もし、売上が予測地より下回る場合は必ず経費の見直しをしましょう。これが一番利益を出してく上で簡単な事です。人を教育しお客様に指示されるサロンづくりをしていきましょう。