美容師さん向け 就職活動の進め方

美容師派遣をやりながら就職活動をする人が多数いる為、この記事が見ている美容師さんにとってご参考になれればと思います。

 

初めて転職する方は久しぶりの面接に戸惑う事もあるかもしれません。

 

STEP①優先順位

 

まず面接のアポイントを取る前に自分がどういったかたちで美容という仕事に携わっていきたいかもう一度振り返って下さい。これは自分でしか正解はわかりましせん。

ある程度自分の中で考えがまとまったら優先順位をつけていきましょう。

集客・休み・福利厚生…….等 いろいろとあると思います。

 

STEP②情報収取

 

情報収集しましょう。人材紹介会社で求人を紹介してもうらう事や、インターネットで美容師 求人と検索をかけ、ポータルサイトのチェックを入れる。手段は主にこの2つです。

自分が探しているサロン条件と掛け合わせてどれだけのサロンが該当するのか確認しましょう。よく1つ2つ見つかり安心する人が多いのですが話がうまく進まない事も想定される為5個以上はめぼしいサロンを見つけておきましょう。

 

STEP③面接

 

面接はお互いの立場は対等であると思ってリラックスして下さい。対応してくれスタッフさんの話を聞き、条件を確認し判断するのはあなたです。判断力が大事になってくるわけですからあらかじめ事前に必ず質問する事、確認する事を決めておきましょう。お互いがスッキリした状態で次に進むがベストです。サロンによっては体験入店できるところもあるのでそういった相談をしてみてもよいと思います。

 

【Point】

・面接までにサロンのホームページ等情報は必ずチェックしましょう。

・面接では表情を意識して下さい。

・自己PRは簡潔にまとめておきましょう。

・質問する事をあらかじめ決めておきましょう。

 

ときに就職活動で自分にあったサロンと出会う事はタイミングも重要です。

焦らず探して下さい。きっと自分にあったサロンが見つかります。

私自身もサラリーマン時代に転職活動を行いましたが、営業職は買い手市場に

あり実際50社近く面接をした記憶がございます。

最終までいっては不採用の繰り返しでした。かなり厳しかったですがこうして皆さんに

伝えられる事もあり今はあの経験は無駄ではなかったと感じます。

予定してサロンに就職できなかった。そんな事はよくある事です。

大事な事はどうご自身が美容師として仕事に携わっていきたいかです。

自分を見つめなおすよい機会でもあるので、この記事が何か参考になれれば幸いです。

 

 

 

コミュニケーションと問題解決力

表題の件に関してですが、

サロンを運営していくうえで特に必要とされるものだと考え私なりの考察を書いていきます。

まずこの力がついてくるとどのような結果が出てくるか記載します。

 

◆人の信用

◆問題解決能力

 

主にこの2つが結果としてついてくるものと私は考えます。

まずは「人に信用される」これは仕事をしていくうえで最も大事な事です。誰しもなぜ自分は認めてもらえないのだろうと思う時期はあったと思います。私ももちろん経験がありますし、認めてもうらおうと見栄をはるほど人は自然と離れていく経験もしました。

そんな経験がある方は以下を参考にしてみて下さい。

前提の考えて方として「相手の立場にたつ」この考え方を念頭に置いてみて下さい。

接し方が変わり、相手の反応は必ず変わります。自然と相手に安心感を与えている話し方内容になっています。コミュニケーションをとっていくうちに相手の状況が瞬時に掌握できるようになれば相手との距離が縮まります。お互い仕事がしやすい状況になります。

相手の状況がわかれば少ない会話で、相手がして欲しい行動がわかる事、この察する力がつく事により相手からの信頼は増すようになります。昔はスタイリストのヘルプにつく際、指示がなくても欲しい道具が渡せる人、混雑時、最適な判断ができた人、またそれに気づき努力した人は、技術者になって顧客、周囲のスタッフの信頼は厚いのではないでしょうか。

次の問題解決能力の解説ですが、相手の状況を察した思考は考える力を養います。相手の課題に対して行動する事、この経験を積み解決した事例を沢山もつ事が重要です。問題と聞くと誰しも関わりたくない嫌な印象を持ちますが、自分を強制的に成長させるには良い環境です。コミュニケーションをとる➡行動する➡結果を検証する。この精度が高ければ結果まで短い時間でたどりつく事ができます。経験をする事が重要です。まずは取り組む事から始める事をお勧めします。

成長手順まとめ(要点)

第一にコミュニケーション

第二に推察する能力(察する事)

第三に問題解決能力

第四に結果

 

この手順ではないかと考えます。前提には相手の立場にたつという事が最初にあります。

ご参考にして下さい。ありがとうございました。

美容室のホームページに関して

現代では必須であるHPですが、意外にもこの美容業界はあまりこのホームページに関して関心が薄い方が多いと感じております。ここでは作成にあたりホームページの要点について述べていきたいと思います。

 

  • ホームページの必要性

 

インターネット上でのお店を知らせる看板みたいなものですね。

今では必要不可欠なものだと思います。

ポータルサイトを閲覧したユーザーはHPもチェックします。

またHPのみで集客がうまくいく事で広告宣伝費の削減になります。

 

  • ホームページの内容に関して

 

・店内紹介

・メニュー

・スタイル写真

・スタッフ紹介

・アクセス/お問合せ

・スタッフブログ

・クーポン/PR

・リクルート

 

こちらの内容でよいと思います。

ページ数が多いと見づらくなってしまうので、

ターゲットに対して必要最低限の情報且つ訴求をもたらす内容が必要です。

 

  • 訴求効果が高いコンテンツ

 

※まずはわかりやすい内容である事

・スタイル写真・・・・ブランディングがここで決まります。

・スタッフ紹介・・・・写真が重要です。

・クーポン・・・・・・HP予約が一番特典をつく仕組み、内容を考えていきましょう。

※旅行業界等は自社サイトの予約を一番の特典をつけています。

・リクルート・・・・・ここ最近採用はHPでできた等の話をよく耳にします。

※採用条件(正社員・パート・面貸し)条件を明示して下さい。

 

ホームページは知ってもらう為のひとつの手段です。

且つネット上でのブランディングで大きな役割をもたらします。

HP予約の特典をSNSやチラシで拡散する事で告知の費用はほぼかかりません。

組織であればこういった内容をスタッフ同士にディスカッションさせ興味関心をもってもらい、知恵を出し合う事で組織としての力を発揮するのだと考えます。

美容師派遣で働くスタッフさん

どのような理由で働いているか簡単にまとめさせて頂きました。

 

 

次の就職先が見つかる間の期間を派遣として働く

 

 

もっとも多いのがこちらの理由です。次の就職先はすぐ決まるものではないので就職活動と併用して行うスタッフさんが多いです。次の就職まで大体2カ月~3カ月情報を収集されながら利用する方が多いです。

 

 

Wワークで派遣として働く

 

 

ヘアメイクさん・フリーランスで働く方は仕事がない日に派遣を希望される方が近年増えている傾向になります。現在は個人事業主として働く美容師さんが多いためWワークなどは当たり前になりつつあります。

 

 

条件を担当がサロンに交渉してくれるから働く 

 

 

なかなか自分希望条件等は相手のサロンに言えないものです。(時間や希望の日数)

仲介で入る事でそれらがクリアになるので利用している人もいます。

 

 

留学前に働く 

 

 

 

留学行く前だと就職は難しくなります。期間を定められる働き方がマッチするため利用する人がいます。最近では海外進出する日本企業も増え働くチャンスが海外で多くなっていると感じます。

 

 

パートタイムで働く

 

 

時間・日数を交渉してくれるのが強みです。自分ではなかなか条件が当てはまるとのころを探すのは困難です。多くのサロン情報を持つ派遣会社に話を通してもらうのが効率が良いのです。

 

 

いろんなサロンを見てみたい

 

 

他のサロンはやはり気になるようです。私が美容師をやっていたときも関心がありました。

関心や息抜きといった具合です。たまに変化をつける事で解消をしています。

このようにスタッフさんによって理由は様々です。

 

 

 

では、

利用するサロン様側での活用方法として派遣を利用する目的を簡単にまとめます。

 

 

「次のスタッフの採用が見つかまで利用したい」

 

 

近年美容師求人はかなり大変困難な時代だといえます。既存のお客様に迷惑

をかけるわけにはいきません。だからこそ臨時でいてくれるスタッフがいると大変助かるのです。

 

 

「繁忙期人手が足りない」

 

 

これは次に多い理由です。

固定費もかからないわけですからサロンさんによっては最も効率の良い使い方と言えると思います。特に季節の変わり目は大変依頼自体が多くなります。

 

 

このようにお互いの事情と希望する日、時間を調整できる事からお互いのニーズ

を調整し進めます。出会いは「一期一会です」担当者としてはお互いに良かった。

助かった等そんな一言を言って頂けるようなマッチングに力を入れていきたいと考えます。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

美容師独立

独立を将来考えている美容師さんに向けて発信致します。独立する事は成功すればリターンが大きくまた自分自身が理想とするサロンづくりをするうえでの決定権を得る事ができます。今までのキャリアを世の中で挑戦する機会でもありますね。今までの私の体験を踏まえてお話致します。ご参考にして下さいませ。(順番をつけて話を進めます。)

 

  • 出店エリアを決めましょう。(顧客のターゲット層/エリアの商圏分析)
  • 出店エリアを設定しましたら概算の費用を見積ましょう。(出店資金)
  • 見積りが出た後、資金調達をして下さい。(借入等)

 

※ここまでの注意点は出店エリアの家賃をよく考えて出店エリアを決めて下さい。家賃が高すぎて撤退するという話はよく耳にします。現在では路面よりインターネットで集客する為、空中階(2階以上)で出店するサロンが増えている傾向です。なぜなら家賃が安いからです。地域の特性を理解した場所で出店しましょう。

 

またランニングコストは必ず用意するようにして下さい。

黒字化するまでは侮れません。それまでの運用資金を用意しましょう。

金融機関からの借り入れは自己資本の倍額を借り入れられる事が一般的です。

※あくまで目安です。

 

  • ブランディングを考えましょう。(コンセプト/PRしたいもの)HPの作成
  • オープンニングに対しての求人
  • オープニングに対してプロモーション(チラシ・ネット広告)

 

まずお客様に対して何をPRしていきたいのかを追求して下さい。現在多数美容室が存在する中での差別化は必須です。何気ない事でも差別化に時として繋がります。それを明確にする打ち出す事が重要と考えます。またブランディングは求職者に対しても効果的です。同じ考え方をもったスタッフを採用する事はサロンにとって大きな成功する為の要因でもあります。オープンのチラシ・インターネットの広告は文字を多くせずシンプルなものにし、何をオープニングキャンペーンの特典にするか決めていきましょう。極力周辺のサロンが打ち出していないものを特典とするのが効果的と考えます。

またネット広告⇒HP⇒来店するという動きが近年の新規顧客の動向といわれています。

このクオリティーでの価格提示が来店動機の訴求に繋がる事でしょう。

≪モデルケース≫

20坪 セット面6 シャンプー台2

トータル金額1500万~1700万(概算)

 

内訳(概算)

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内装工事費用・・・・・・・・・・・500万(内装工事費/設計費・水道工事・空調 等)

物件取得費・・・・・・・・・・・・300万(資金・保証金 等)

美容器具・・・・・・・・・・・・・180万(シャンプ台・椅子・デジタルパーマ 等)

材料/施術道具等 ・・・・・・・・・70万 (カラー材・ドライヤー・クロス関係 等)

備品・・・・・・・・・・・・・・・50万  (PC・机・雑貨 等)

広告費内・・・・・・・・・・・・・100万 (チラシ・ネットサイト・求人)

 

イニシャルコスト合計・・・・・・・概算1200万

※お店をつくる前にかかる資金

 

ランニングコスト・・・・・・・・・概算200万~300万(人件費・家賃・光熱費)

※軌道にのるまでの資金

 

 

20坪のサロンをつくるには概算でありますが上記の費用が必要になります。

トータルで1500万~1700万は準備して進めましょう。

もちろん削れるところはカットしていきましょう。

※イニシャルコストは工夫によってはかなり削れる可能性もあります。

 

例として内容は一部自分で行う。空調はついている物件を狙う

(これだけで70万は違います。)

 

美容器具はこだわりがないものは中古がお勧めです。

綺麗で一度メンテナンスされています。

ランニングコストは特に変動があるものだと考えて下さい。

なぜなら新規のお店の場合お客様の

来店人数が予測が立ちません。ここを少なく見積もって出店しキャッシュがなくなります。

軌道にのるまでの資金(最低でも3ヶ月分)はみておきましょう。

 

 

□開業後の経費内訳 概算

 

人件費(法定福利・交通費含む)・・・45%

家賃・・・・・・・・・・・・・・・10%

材料費・・・・・・・・・・・・・・10%

光熱費・・・・・・・・・・・・・・ 5%

広告費・・・・・・・・・・・・・・10%

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営業利益・・・・・・・・・・・・・20%

 

売上に対しての割合で算出しています。適正な数字が維持できれば必ず利益が出る事が経営です。もし、売上が予測地より下回る場合は必ず経費の見直しをしましょう。これが一番利益を出してく上で簡単な事です。人を教育しお客様に指示されるサロンづくりをしていきましょう。

 

美容師転職事情に関して

 

2013年~2015年に面談させて頂いた美容師様のお話しを参考にお伝え致します。

ここでは美容師(求職者の視点)でお話しさせて頂きます。

転職の踏み切る理由として一番多くあげられる理由を年代別にまとめてみました。

 

■20代前半~20代半ば

主にアシスタントの転職理由であげられる1番多くの回答はキャリアアップを目的とし転職される事情が1番多い印象です。情報収集は主にインターネット(HP・求人情報サイト・SNS)です。ここでキャリアアップができる環境が大前提で総合的に面接を受けてみたいと思うサロンを探しています。ここでいう総合的なものの優先順位をまとめます。

 

1位:キャリアアップできる環境

2位:エリア(自分の住んでいる自宅から近い都心部)

3位:お店の内外装

4位:そこで働くスタッフさんの雰囲気

 

 

 

■20代半ば~30代前半

この年代層で一番多く伺う意見は入客チャンスがあるかどうかです。現在美容室が飽和している状況で少しでもチャンスがある環境へと移る傾向があります。情報収集は主にインターネットですがHP他ホットペッパーをチェックするとよく耳にします。集客サイトでは検索順位などをチェックしお店がどれだけ集客に力を入れているか参考にしています。

 

1位:入客チャンスがある環境

2位:エリア(自分の住んでいる自宅から近い都心部)

3位:お店の内外装

4位:そこで働くスタッフさんの雰囲気

 

 

 

■30代前半~40代前半

この年代層で多く伺う意見は安定感です。年代を考えるとあたり前なのかもしれませんが圧倒的に多くこの安定というワードを耳にします。ここで言う安定とは給与&福利厚生をさします。情報収集は主にインターネット・紹介などです。

 

 

1位:給与・福利厚生

2位:エリア(自分の住んでいる自宅から近い場所)

3位:サロン規模

4位:そこで働くスタッフさんの雰囲気

 

 

 

■40代前半~50代前半

こちらの年代にて希望順位で出る人気条件は働きやすさです。

様々なサロンで転職経験を持つこの年代層だからこそこちらにこだわりを持つと考えます。

 

1位:働きやすさ

2位:給与・福利厚生

3位:エリア(自分の住んでいる自宅から近い場所)

 

 

私の経験からこのように年代層によってサロンを就職する際の希望条件の優先順位は大きくことなっていきます。美容師さまで就職活動をする際は自分が就職活動する際はご自身が希望するものが何かをまとめたうえで情報を集め行動する事をお勧め致します。

 

求人を考えているオーナ―様は、求人広告はどの年代層をターゲットにして広告内容つくるかご参考にして下さい。スタッフ一人採用するために本当に厳しい時代です。

 

求めるターゲット層に向けての求人広告のブランディングにお役に立てればです。